施設長挨拶
おれんじはうすは知的障がいがある人、とくに自閉症などで一般就労するには心身がついていけない人たちが多く働いています。当施設は就労継続支援B型で運営しており、自主製品であるクッキーの生産性効率は非常に良好です。ただ販路拡大という大きなハードルがあり、その部分ではまだまだです。このページにより、世間にもっとおれんじはうすを知ってもらい、私たちクッキー工房おれんじはうすの販路が拡大されていくことを望んでおります。社会貢献事業、社会福祉事業をお考えの一般企業さま、各種法人さまに置かれましては、ホームページを閲覧の上、担当者さまへのメッセージをお読みいただき、なにとぞ私たちおれんじはうすの販路拡大にご尽力下さることを切に望みます。
おれんじはうすとは?
おれんじはうすは、障がいを持つ人たちがいきいきと仕事をし、豊かな生活を過ごせる場所として、また枚方市で積み重ねられてきた障がい者の自立への歩みや運動を実践する作業所として、平成4年5月に開所しました。(現在のクッキー工房は平成5年5月開所)利用者が自立した社会人として地域で生活しながら、明るく楽しい生活が営めるように、就労継続支援B型事業所として各自の能力を伸ばし社会性を育てるための指導訓練を行っています。クッキー工房おれんじはうすとしては、利用者全員が一丸となってクッキーを焼き、袋詰め、計量、箱詰め、シール貼りなど、製造から販売まで分担協力しながら行っています。よりよい製品を作ることを目標として日々クッキー作りに勤しんでいます。また100均商品の軽作業なども行っております。
理念と方針
・社会人としていきいきと仕事をしながら、地域に溶け込んで自立することを支援する。
・生きがいと歩みを保障するとともに、家族がその人生に希望が持てるような活動を支えていく。
・地域との共同の場をもち、地域に根ざした施設づくりをすすめる。
・魅力的なクッキーを製作販売し、利益を得ることでやりがいを感じ、明るく仲間と働くこと。
施設正式名称
社会福祉法人おれんじ会 障害福祉サービス事業所
クッキー工房おれんじはうす
サービス種別
就労継続支援B型事業所
利用者数
23名(2020年現在)
職員数
8名(2020年現在)
処遇改善加算
特定処遇改善加算について
社会福祉法人おれんじ会では処遇改善加算及び特定処遇改善加算を取得しております。
処遇改善における当法人の主な取り組みとして、職員のキャリアアップのための資格取得支援があげられます。
具体的な支援内容としては、社会福祉主事及び社会福祉士資格の取得のために必要な授業に伴うスクーリングや通学などについては、欠勤扱いとせず、出勤としてみなします。
また、資格取得の暁には、社会福祉主事ならびに社会福祉士ともに資格手当として毎月手当金が支給されます。
日本財団より車(ステップワゴン)を助成していただきました。それまでは古いノアが一台しかなく、利用者さんの販売やイベントへの移動にもとても困っていましたが、この車を頂いて、非常に利便性が向上いたしました。この車をいただけたからこそ、取れた仕事もあるほどで、利用者・職員一同、とても感謝しております。
この度は皆様のご支援、本当にありがとうございました。大きな助けとなって、利用者の皆が喜んでおります。本当にありがとうございました。
赤い羽根共同募金にてクッキー用のオーブンを助成していただきました。
このオーブンのおかげでクッキーが効率よく焼けるようになり、売上もアップしていきました。また、ガスオーブンの強力な火力で焼くため、クッキーの美味しさも向上し、様々な種類のクッキーの作成にも挑戦できております。
16種類にも及ぶクッキーの味は、このオーブンあってこそのものだと、施設利用者・職員一同感謝しております。
募金者の皆さま、誠にありがとうございます。
赤い羽根共同募金にてフードプリンタを助成していただきました。クッキー販売において、プリントクッキーをラインナップに加えることによって、売上が上がりました。さらに、販売先で一緒になった他の施設様からも、「そういうプリントしたクッキーだったら、うちの周年事業に使ってみたい」と声もかけていただいております。
共同募金寄付者の皆様、皆様の温かいご支援のおかげで、障害を持つ人々が働く場をもち、さらにそれによって、給与をもらう喜びを得ることができています。まだまだ自立には遠い金額ですが、我々はたゆまぬ努力で、彼らの給金をあげていき、ゆくゆくは自立できるほどにしたいと熱望しております。この度は皆様のご支援、本当にありがとうございました。大きな助けとなって、利用者の皆が喜んでおります。本当にありがとうございました。